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木の住まいコラム

HOUSE BUILDING
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消費税率10%になる前に、お得に住宅を建てるポイント

<19年3月までに建築請負契約を結べば、消費税率8%適用に>

 

2019年10月より、消費税が10%へ引き上げられます。「消費税アップの前に住宅購入を…」と考えている方に朗報です。

注文住宅の場合、完成した住居の引き渡しが2019年10月以降になると、消費税率10%が適用となります。そこで19年3月末までに建築請負契約を結んでおくのです。すると完成が10月を過ぎても消費税率8%で済むことになります。

 

期限が迫ってくると消費税アップ前の駆け込み需要で業者も混雑してきます。余裕を持って計画を始めて、お得に住宅の建築を行ないたいですね。

 

<省エネルギー化に向け、様々な助成金も登場>

 

建築の計画を立てる際には、補助金のこともしっかり調べておきましょう。ご存知の通り、政府は2020年までに新築住宅の過半数をZEH(ゼロ・エネルギー住宅)にすることを目標としています。

ZEHの場合、2018年度は一戸あたり70万円・蓄電システム上限30万円の補助金を利用できます。また2018年4月から、新たなZEH規格が登場しました。

 

 

それは、さらなる省エネルギー性や再生可能エネルギーの自家消費の促進を実現した、ZEH+です。ZEH+では、一戸あたり115万円・蓄電システム上限45万円に補助金額がアップします。

また、ZEHやZEH+に地中熱・太陽熱利用設備を導入すると、一戸あたり上限90万円の補助金も利用可能に。省エネになる上、建築の際に補助を受けられるのです。新築の際にはこれらの制度を有効に活用したいですね。

 

<消費税率アップ前の「建て時」を逃さない>

 

補助金は他にもあります。例えば、「地域型住宅グリーン化事業」。これは、中小工務店が地域の木材を活用して省エネ性能や耐久性に優れた木造住宅を建築した際に適用されます。

「同居対応改修に関する特例」というものもあり、3世代同居のリフォームを行なうと所得税減税が受けられます。

 

マイホームを希望する人にとって、消費税増税前はまさに「建て時」。お得な制度を活用して、思い通りの家を建築してください。

 

弊社では、地域型住宅グリーン化事業の申請サポートも行なっております。気になった方は、お気軽にお声がけください。