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木の住まいコラム

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最新節水設備の導入で、家計に優しい住宅に

私たちが生活する上で欠かせないのは「水」です。もちろん住宅にも色々な用途で水を使っています。

なかでも家庭での使用量が最も多いのはトイレになります。その次にお風呂、炊事、洗濯と続きます。ほとんどが洗浄を目的としているものなんですね。

節水意識を高めることで大きな節約へとつながります。今回は項目別の節水機器をご紹介します。

 

 

<それぞれの節水機能>

 

・トイレ

10年ほど前のトイレは、1回の大洗浄に約13リットルもの水を使用していました。でも最新のトイレでは、3.8〜6リットル程度の水で流すことが可能になっています。

少ない水での洗浄が可能になった理由は、便器に使っている素材の性能が向上したこと。もうひとつは水の流れ方を計算して、洗浄能力をアップさせたからです。

トイレを最新型にかえることで、年間の水道代が1〜1.5万円節約できます。

 

・シャワー

浴室のシャワーヘッドも進化しています。最新型は圧力を上げることで少ない水でも勢いを保つものや、空気を混合して大きな水の泡を作り節水効果を発揮するものがあります。

浴び心地を維持したまま、節水を実現しているのです。これで年間の水道代が約5千円節約できます。

 

・浴槽

浴槽の形も重要です。内部に段(ステップ)や肘掛け(アームレスト)のあるものがオススメです。

段や肘掛けの体積分、水を少なくできますし、浸かった時の快適度もアップします。段があれば半身浴やお子様の階段としても使えます。

形状が工夫されていますから、「狭くて足が伸ばせない」といった不満もありません。ゆったりと入浴ができますよ。

浴槽の形をかえることで、年間の水道代が約4千円節約できます。

 

 

・キッチン

新築なら食洗機が標準仕様になりつつあります。食洗機を導入するだけで、使用水量が手洗いの1/9(6人家族)に。これで年間約7千円の節約です。

また蛇口にも節水タイプの水栓が多数あります。少ない水で洗うことができたり、手をかざして水を出したり止めたりできるものも。無駄な湯水を使わないですみます。

水道料金だけでなく、お湯として使っている場合は節水することで電気代の節約にもなります。

 

<設備リフォームと合わせて室内環境の改善も>

 

節約だけでなく地球環境も考えて、普段からこまめに節水を心がけている方も多いのではないでしょうか。水は毎日、そしてずっと使い続けるものです。この記事をきっかけに、未来の地球のためにも節水機器への交換を検討してみませんか。

 

水回りなどの設備リフォームの際には、断熱リフォームやバリアフリーリフォームも同時に行なうのがおすすめです。

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