「北陸に合った木の住まい」情報

北陸での最適な家づくりとは?

HOUSING INFO
FOR HOKURIKU

OUTLINE

北陸の気候特性にあった住まいづくり
北陸は全国有数の高湿、多雨、多雪地域。冬は積雪があり、夏は湿度が高いが多いという特徴があります。また、日本海側に位置するため、海からの風が強く吹き付ける地域でもあります。
このような気候特性に合った家にするには採用する工法にさまざまな検討(配慮)が必要です。

01 STRUCTURAL FRAME “PRE-WALL”

木質構造パネルシステム「プレウォール」は、従来からあった在来工法の特性と、ツーバイフォー工法の特性をかけ合わせて誕生した革新的な工法です。寒さの厳しい北陸地方の環境にも耐えうる高い断熱性や、不測の大地震、繰り返しの大地震に備えた耐震性を完備していながら、広々とした快適な住空間を実現。従来の工法では困難だった「強さ」と「快適さ」を両立することにより、住宅性能を飛躍的に向上させることに成功しました。

プレウォール工法の詳細
プレウォール工法の特徴を見る
  • 耐震性

    旅客機の機体にも用いられるモノコック構造と、ウッドリンクが独自開発した真壁サンドイッチ構造の組み合わせが高い耐震性を発揮。外部からの力を建物全体で受け止め、繰り返しの余震にも耐えられる確実な耐震性能で、そこに住む人の命と財産を守ります。

  • 断熱性

    世界トップクラスの性能を誇る断熱材「フェノールフォーム」を採用。建物全体に隙間なく施工することで、最高の断熱性能と気密性能を発揮します。暖冷房効率の向上により1年中快適で省エネルギーな暮らしを実現できます。

  • 耐久性

    フェノールフォームの性能と気密性の高さにより、木造住宅の天敵である湿気や結露から家を守ります。また、壁内の乾燥状態をキープする通気工法を採用することで、菌の繁殖やシロアリの発生なども効果的に抑制。住宅品質を長期間に亘り維持することが可能です。

  • 高品質

    プレウォールで用いられるパネルは、自社工場内の専用ラインで加工から組立てまでワンストップで対応。高品質・高精度のパネルを安定して生産することが可能です。パネル自体に断熱材が組み込まれており現場での断熱工事の必要がないため、工期の大幅な短縮にも寄与しています。

02 DOMESTIC TIMBER “KITOHITO”

湿気の多い北陸では湿度管理が不可欠です。「木と人」は、調湿効果の高い国産スギ・ヒノキによるた木の素材ブランドです。癒やしを感じる香り、肌触りの良さ、優しい光に包まれる空間。生活の基盤となる場所に、五感全てを満たす自然のエッセンスをお届けします。「木と人」の素材を使うことで、心地よい空間を創り出し、快適な住環境を実現することができます。木と人で製造される木材で用いられるのは、全て厳選された国産のスギとヒノキ。上質な素材を余すこと無く使用し、木を知り尽くした熟練の職人が、生活に彩りを添える最高の木材へと昇華させます。自然をすぐそばで感じられる唯一無二の素材。それは現代において忘れられがちな「自然の素晴らしさ」を感じられる存在として、至高の住環境を創造します。

国産木材製品の詳細
国産木材製品 「木と人」の特徴を見る
  • 上質な国産材を100%使用した内装材

    「木と人」で用いられるスギ・ヒノキは100%国産材。その中でもトップクラスの品質を誇るA材(木材品質分類の区分)を厳選して使用しています。曲がりが少ないストレートな木目は美しさと強度、そしてなめらかな質感を兼ね備えており、様々なシーンでお使いいただける製品を生みだしました。また「木と人」では原木仕入れから製材までワンストップで対応。木を余すこと無く使用することで、環境にも配慮した製品づくりを意識し、取り組みを続けています。

  • 木の風合いを最大限に活かした国産家具

    富山県を中心とした中部圏から調達した原木の品質は最高ランクのA材を使用しています。幅はぎ板は長手方向に継ぎ目がなく無垢一枚板に次ぐ自然に近い状態で、最長4mまで製造が可能。富山県内の家具職人と鉄工所の連携でひとつひとつ丁寧に仕上げ加工を行い、杉の肌触りや効能等の特徴が十分に発揮できるように自然オイル塗装で仕上げています。

03 GRID POST CONSTRUCTION METHOD

湿気が溜まりやすい床下空間の湿度コントロールも重要です。グリッドポスト工法は一年を通して湿度の高い基礎内部の通気性を確保できる理想的な基礎工法です。住宅建築の基礎内部の立ち上がり部分をプレキャストのコンクリート部材とすることで、工事の作業効率を向上させます。また構造力学の理論を取り入れることで高い耐震性・耐久性を発揮します。

グリッドポスト基礎工法の詳細
グリッドポスト基礎工法の特徴を見る
  • データの駆使で効率的な工事を実現

    グリッドポスト工法最大の特徴はデータを用いた構造計算により、根拠ある基礎設計、効率的な工事を実現できる点にあります。当社が得意とする地盤におけるデータ取得・解析を土台とし、工事に必要となる人力・素材といったリソースを正確に算定。内部立上りをプレキャスト化することで、品質のバラつき防止や工事の簡略化を実現しました。

  • 永く住める家を土台から支える耐久性

    従来の基礎工法の大きなデメリットとして、床下の湿気による様々な耐久性の問題が挙げられます。グリッドポスト工法は、地盤データと上部構造データを活用することで、内部の立ち上がりを極力少なくした設計を採用。床下の空気を停滞させる壁を極力少なくすることで床下の通気性を確保し、カビなどの繁殖を防ぎ中長期的な基礎部分のメンテナンスを容易にすることで、リスクを極限まで低減することが可能です。

  • 一体打ち工法により工期短縮を実現

    従来工法を大幅に上回る低コスト・高品質もグリッドポスト工法の大きなメリットです。建物基礎内部の立上り部分のプレキャストコンクリート化、並びに一体打ち工法の採用により、機材やマンパワーの簡略化に成功。これにより、従来工法と比較して作業時間・工期の大幅な圧縮を実現しました。床下空間がオープンになるので、床下配管の自由度が増し最短距離での配管計画が可能となり、コストを抑えることにもつながります。

04 SCREW PRESS CONSTRUCTION METHOD

天然砕石を専用スクリュー(柱状砕石補強体用)で押し固めることで砕石パイルを形成する工法です。セメントなどの化学物質を使わないため、埋設物での土地価格減少リスクがなく、環境に優しい改良工事が可能です。

スクリュープレス工法の詳細
グリッドポスト基礎工法の特徴を見る
  • 地球にやさしいエコな工法

    スクリュープレス工法で用いられる補強体は天然砕石を使用。従来の地盤工事で用いられていたセメント系固化材が抱えていた、有害物質である「六価クロム」の発生リスクを無くすことで、土壌を汚染することなく、環境にやさしい地盤工事を可能としました。

  • 土地の資産価値を守る安心の工法

    従来工法で発生する地中埋設物や土壌汚染のリスクは、土地の資産価値の目減りにも繋がりかねない大きな問題点です。スクリュープレス工法は、専用機材によって形成した砕石パイルを用いるため、土地への負荷はほぼゼロ。将来的な売却についても安心して検討することができます。

  • 自然砕石でも他工法を凌ぐ頑強なパイル

    スクリュープレス工法の大きな特徴としてあげられるのが「強力な押圧力」です。専用の機材(押圧ロッド・圧密スクリューなど)を用いることで、他工法と比較しても類を見ない強力なパワーで補強体を押圧。それにより、自然砕石でも頑強なパイルの形成を実現しています。